2025年度入試から新学習指導要領に基づく大学入学者選抜が始まります。すでに大学入試センターからは、「歴史総合・世界史探究」「歴史総合・日本史探究」を出題科目とし、「歴史総合」のサンプル問題と「歴史総合・世界史探究」および「歴史総合・日本史探究」の試作問題が発表されています。一方、各大学の個別試験については、今年に入って出題科目が公表されましたが、「歴史総合」を世界史分野と日本史分野に分けて探究科目と合わせて出題するとする大学が相次ぎ、文科省がその是正を求める通達を出すなど、その準備状況は必ずしも順調とは言えません。そうした中で、東京外国語大学は「歴史総合・世界史探究」と「歴史総合・日本史探究」を出題科目とし、7月末にサンプル問題と解答例を発表しました。今回の研究会では、そのサンプル問題を取り上げ、思考力養成型の大学入試のあり方と課題を検討します。
【日時】2023年12月3日（日）14:00～17:00
【会場】オンライン開催
【参加費】無料
- 報告
武藤正人（東京都立立川高等学校）「高校日本史教育の視点から」
八木橋朋弥（東京都立立川高等学校）「高校世界史教育の視点から」 - コメント
北村厚（神戸学院大学）・篠原琢（東京外国語大学） - 司会・進行
鈴木茂（名古屋外国語大学）・角田展子（東京都立青山高等学校）
参加に際しては事前申し込みが必要となります。参加希望の方はこちら（Googleフォーム）よりお申し込みください（申込締切：2023年12月1日（金））。
