第7回大会と総会は無事に終了しました。たくさんのご参加まことにありがとうございました。
【日時】2021年7月31日(土)・8月1日(日)
【会場】オンライン形式での開催(主管:東京学芸大学)
【プログラム】
《7月31日(土)》
・開会挨拶:勝山元照(当会会長)(13:00~)
・事務局連絡 オンライン開催に伴う諸注意など(13:05~)
全体会「新しい地理歴史科教育の課題を考える(仮)」(13:15~16:15)
コーディネーター:小嶋茂稔/日高智彦(東京学芸大学)
報告
・吉嶺茂樹(北海道有朋高等学校)
「「世界史A」から見た「歴史総合」:発展的総括のために」(仮)
・柴田祥彦(東京都立国分寺高等学校)
「地理教育から見た地理歴史科の課題」(仮)
・三谷博(東京大学名誉教授)
「「歴史基礎」案から見た「歴史総合」の課題」(仮)
コメント:鈴木允(横浜国立大学)/小太刀知佐(東京学芸大学附属高等学校)
・総会(会員のみ)16:30~17:30
《8月1日(日)》
〈第1会場〉
パネル①「単元の問いを重視した授業作りを考える:帝国主義を題材にして」(9:00~11:30)
コーディネーター:大房信幸(長野県飯田高等学校)
報告
・大房信幸
「日清・日露戦争がアジアに与えた影響は?」
・本間靖章(北海道札幌北陵高等学校)
「「帝国主義」は「支配」と言えるのだろうか」
・杉本祐輝(埼玉県立深谷高等学校)
「帝国主義による列強の進出という同じ社会経験をしたのにもかかわらず、
なぜ人々は異なった「反応」を示したのか?」
パネル②「大学において歴史の教師をどう養成するか:現状と課題」(12:30~15:00)
コーディネーター:小嶋茂稔(東京学芸大学)
報告
・関周一(宮崎大学)
「教員養成系学部・教職大学院における歴史教師養成の試み:
宮崎大学教育学部・教育学研究科の事例」
・今井宏昌(九州大学)
「「コロナ禍」の福岡における歴史教師養成:九州大学西洋史学研究室の試み」
・小嶋茂稔
「改正教育職員免許法下における歴史教員養成のための教職課程のあり方をめぐって」
コメント:大森淳子(栃木県教育委員会事務局高校教育課副主幹)
パネル③「「新指導要領」下の授業作り:高大連携をベースとした組織的授業改善の模索と教材共有サイトをめぐって」(15:30~18:00)
コーディネーター:徳原拓哉(神奈川県立横浜国際高等学校)
報告
・小野塚航一(神戸大学)
「教材共有サイトの利用状況とサイト管理を通じて考えたこと」
・佐藤克彦(千葉県立長生高等学校)
「「教材共有サイト」における授業のねらいの可視化:律令国家の形成を事例として」
・福崎泰規(福岡県立修猷館高等学校)
「新指導要領下での授業づくりと「授業論」:「共有サイト」は何を共有すべき場か?」
・徳原拓哉
「高大”連携”とはなんだったのか:教材共有サイトの課題と展望
-コンバージェンス時代の高大対話を目指して-」
〈第2会場〉
パネル④「「歴史総合」の魅力を探る:歴史総合をふまえた新しい歴史教育の追究」(9:00~11:30)
コーディネーター:藤村泰夫(山口県立西京高等学校)
報告
・中田奈穂美(香蘭女子高等科)
「「歴史総合」の教科書の各社の概要」
・井本幸輝(山口県立宇部西高等学校)
「「開国」の世界史的意義」
・石原純(甲府市立甲府商業高等学校)
「感染症が歴史に与えた影響」
・祐岡武志(阪南大学)
「危機遺産と世界史」
パネル⑤「「歴史総合」の入試科目化を考える:大学入学共通テスト「歴史総合」サンプル問題の検討を通して」(12:30~15:00)
コーディネーター:鈴木茂(名古屋外国語大学)/廣川みどり(千葉県立袖ケ浦高等学校)
報告
・茨木智志(上越教育大学)
「社会科教育史の観点から」(仮)
・角田展子(都立青山高等学校)
「高校世界史教育の観点から」(仮)
・金子勇太(青森県総合学校教育センター)
「高校日本史教育の観点から」(仮)
コメント:安藝宏和(北海道札幌北陵高校)/渡邉大輔(北海道松前高校)
パネル⑥「高校生の自主的歴史研究活動の現状とその支援策」(15:30~18:00)
コーディネーター:油井大三郎(東京大学・一橋大学名誉教授)
報告
・矢部正明(関西大学中等部・高等部)
「部活動における生徒の歴史研究活動の課題と展望:
本校フィールドワーク部の実践からの展望」
・風間洋(鎌倉学園高等学校・中学校)
「全国高等学校社会科研究発表大会(仮称)をご存じですか?:
全国的な発表の場の現状と課題」
・赤澤明(堺市国際課・元堺市博物館副理事)
「博学連携(博物館と高校・大学の連携)について」
・櫻井祥行(静岡県立韮山高等学校)
「文系探究コースにおける歴史探究:地域教材の発掘」
コメント:桃木至朗(大阪大学名誉教授)