創設時(2015年)の議論のテーマ:各地の教育実践や史料集作成などの交流とデータベース構築
*以下は創設時に交わされた議論の要旨
*以下は創設時に交わされた議論の要旨
データベース構築や資料収集に関する第2部会は、20数名が出席して坂井俊樹の司会のもとに、まず自己紹介をかねてこの分科会に期待することなどを自由に述べてから、フリーディスカッションとなった。とくに高校教員が多く出席していた第2部会では、教員の退職にともなって蓄積された授業方法を継承する必要や、アクティブ・ラーニングの導入に備えて協力して指導法を開発することへの期待など、これまで各先生方が開発・蓄積してきた教材や教案をデータベースとして蓄積して公開し共有していくことについて、熱い期待が述べられた。
歴史教育の現状と今後の制度変更の展開についても議論があり、現状認識を共有しつつ可能なデータ収集の方法を模索してゆくことが確認された。ワーキンググループには多くの方が参加を希望されて10名で構成することになり、部会長に小浜正子、副部会長に後藤誠司(京都)を選出した。今後、会報の編集担当とも協力しつつ、データ収集・共有の方法を考えてゆきたい。